2020年5月31日日曜日

ロシア、暗号通貨の購入を規制しない

この記事の要点
  • デジタル金融資産の新法案では、暗号通貨購入を規制しない
  • 一方で「取引機会の提供」に対しては責任が課せられる
  • 暗号通貨使用を規制すべきだとロシア中央銀行は考えている

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「デジタル金融資産について」法案では、暗号通貨の購入を規制しない。議会下院の金融市場委員会委員長アナトリー・アクサコフ氏YouTubeチャンネル「Beautiful Russia boo boo boo」のインタビューで述べた。

https://www.youtube.com/watch?v=BRrgVbn8FBU&feature=emb_logo 


一方で「取引機会の提供」に対しては責任が課せられるが、暗号通貨取引に関しては問題ないと考えており、海外諸国の法律を参考にすべきとの意向を示した。


同氏によると、暗号通貨使用については規制すべきだとロシア中央銀行が考えているという。これはロシア連邦ではルーブルを除く他の支払い手段は使用できないという確信に基づくもの。ロシア中銀はまた、貯蓄手段としての暗号通貨の使用についても懸念を示す。

「特にリテラシーの低い層は投資したお金を失う可能性があるため、暗号通貨を入手する機会を制限する必要があるとロシア中銀は考えているようだ」

 

アクサコフ氏は、暗号通貨を納税していない所有者が法的保護を受けられないことを除けば以前と何も変わらないと述べ、さらに自身が新法案の執筆者ではないこと、下院はロシア連邦経済発展省に法案を提出しただけであることを強調した。

 


さらにインタビューではマイニングにも触れられた。

「マイニングは過去のものになりつつある(中略)マイニングの価値はすでに半減し、現在は利益を上げていない。ビジネスとしてはもうなくなると思う。」

 


アクサコフ氏はまた「デジタル金融資産について」法案の最初の草案はかなり緩いものであったが、現在の法案の方向性については「ロシアの法律を暗号通貨の流通に適用するための良い原動力になるだろう」と述べた。

 

ソース: https://forklog.com/aksakov-otvetstvennosti-za-pokupku-kriptovalyut-ne-budet/

 


2020年5月3日日曜日

自粛生活中のアナタにおすすめしたい世界の映画10作品



みなさん、お久しぶりです。

新型コロナウイルスで世の中が大きく変わっていますね。

特に皆さんに関係することは、外出自粛生活ではないでしょうか。

私自身もほとんどの時間おうちにいて、お仕事以外は勉強の時間を作ろうとしているところです。


実は、私は昔から映画鑑賞が趣味で、最近各国の映画の特徴や映画の基本を勉強しています。

今回は、まったく仮想通貨に関係ありませんが、自粛中にこそ観たら面白いんじゃないかと思う作品を世界10か国1本ずつ、完全にマイチョイス&偏見的におススメしたいと思います。


【アメリカ】
スティーヴン・スピルバーグ監督/「インディージョーンズ」シリーズ


主人公は、大学教授で地味な見た目。それにも関わらず、勇敢に冒険に出て、あらゆる危険に遭遇しても恐れることなく、たくさんのアドベンチャーを観る人にシェアしてくれます。遠くの国どころか、家からほとんど出られない今こそ、想像を膨らませて、楽しみたい映画です。


【イタリア】
ルカ・グァダニーノ監督/「君の名前で僕を呼んで」


1983年のイタリアが舞台の「アツい」恋の話。真夏日、海、禁じられた関係、終わりのないパーティーを繰り返すストーリーです。とても愉快な雰囲気でロマンティックなこのドラマを観ると、美しい景色と珍しいストーリーに入り込み、周りの暗いニュースから解放されるでしょう。主人公演じるティモシー・シャラメはこの作品で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、有名になりました。


【フランス】
エリック・トレダノ監督 ・ オリヴィエ・ナカシュ監督/「最強の二人」


事故で全身麻痺になってしまった大富豪の主人公とその看護をしてくれる貧しい黒人の少年の物語。とても切ないエピソードが多いけど、人間関係の友情に気付くきっかけを与えてくれる作品の一つです。コロナのせいで(おかげで?)空いた時間に昔の友達に電話をかけてみて、お互いの距離が短くなるよう、久しぶりにちゃんと会話してみましょう。 


【ドイツ】

トム・ティクヴァ監督/「ラン・ローラ・ラン」


1998年製作の映画で、世界的に人気を集め、人生に一度でも観ておくべき作品だと言われています。同じ時間を何度も繰り返すリフレイン・プレイヤーという映像手法が使われています。いざという時に下した判断によって、自分や周りの人の人生がどう変わるかという話を、その結果をそれぞれのパターンで見せてくれます。今は一時的に家の中で同じ一日を繰り返すような生活を送られる方が多いかもしれませんが、家の中からでも世界を変えることができる、色んな選択肢が出来ると思える映画なので、おススメです。


【スウェーデン】
イングマール・ベルイマン監督/「ある結婚の風景」:


結婚10年目の夫婦関係の話。少し古い映画ですが、二人の主役の会話がメインとなっており、特にパートナーがいる人にとって学ぶことが多いでしょう。

【メキシコ】
アルフォンソ・キュアロン監督/「ローマ」


91回アカデミー賞外国語映画賞にメキシコ代表作として出品され、同賞および作品賞を含む同年最多の10部門にノミネートとなり、外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門を受賞しました。1970年、ヨーロッパ人お金持ちの家族とその家政婦であるクレオの日常を描くストーリー。白黒の映画で映像が本当に美しいです。見終わった瞬間に暖かい気持ちが体の中で流れ出すので、自粛生活中の心のケアにおススメ💛


【イギリス】
ダニー・ボイル監督/「イエスタデイ」


2019年のイギリスのファンタジー・コメディ映画。ビートルズが消えてしまった世界で、シンガーである主人公がたった一人、ビートルズの曲を覚えていて超有名になっていく話です。アイデアが面白いし、また近代風にアレンジされたビートルズのヒットソングがとても新しい感覚で聞けるのがおススメの理由です。この映画を見ている時間はおそらくビートルズソングの歌詞に癒されたりして、音楽に夢中になって、悩みごと全部忘れていることでしょう。

【オーストラリア】
ガース・デイヴィス監督/「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」


幼い頃に両親とはぐれてしまい、オーストラリア人夫婦に引き取られた男の子がGoogle Earthを使って自分の本当の家族を探す物語。キャストが素晴らしく、またオーストラリアの景色の美しさが楽しめます。また最新技術を使いこなすという今っぽいテーマもおススメの理由です。

【ロシア】
ジガ・ヴェルトフ監督/「カメラを持った男」


1929年のドキュメンタリー映画、サイレント映画で、一見すると「古っ」と感じてしまうかもしれません。しかし当時の技術としては画期的な最先端の特殊撮影技法(スローモーション、フリーズフレーム、マッチカット、ジャンプカット、超接写等々)を用いていて、とても興味深いです。当時の人々の生活を垣間見ることができます。

私の母国であるロシアの映画(その歴史、特徴、各時代のおススメ作品)について、皆さんともっと詳しくシェアできる機会も作りたいと思っていますので、詳細が決まりましたら、お知らせさせて頂きます

【日本】 是枝裕和監督/「万引き家族」


皆さんにおススメする立場ではないかもしれませんが、2018年公開の「万引き家族」という映画をおすすめさせていただきます。社会格差という深刻な問題、海外ではコロナの影響が出るはるか前から表れてきています。今年のアカデミー賞では「パラサイト 半地下の家族」という韓国映画が作品賞を受賞していることからも、格差問題が注目されているテーマであることが分かります。経済的問題など色々ある世の中ですが、いかに毎日を明るく過ごせるかキーであると強く思います。


外出自粛中に海外の映画でも観て、学ぶ機会と感じる機会を作りましょう
お体をお大事にしてください。