2017年11月16日木曜日

香港政府はブロックチェーン技術に基づく貿易金融システム構築を計画

2017年11月15日(水)
INNOV(ロシア)
http://www.innov.ru/news/economy/pravitelstvo-gonkonga-soz/



このシステムは中国の"一帯一路"構想への参加、という恩恵が期待されている。2017年11月10日の香港金融サービスフォーラムで香港財務省長官ジェームズ・ヘンリー・ラウ氏は述べた。「ブロックチェーンは貿易金融で必要な時間と人材リソースの大幅な削減に多大な貢献をするだろう」

同氏は、この技術は"一帯一路"プログラムの下で実施される取引活動促進に役立つことができると付け加えた。

中国のプログラム"一帯一路"は、中国とそのグローバルパートナーとの間の貿易関係を強化するよう設計されている。2013年に中国の習近平国家主席が発表し、現在プログラムのパートナーは69の国、地域、国際機関を数える。

2017年9月香港のいくつかの新聞によると、香港通貨当局は"一帯一路"のいくつかのインフラプロジェクトへ出資予定だという。

香港はこれまで、ブロックチェーンがサポートしているいくつかの貿易金融プロジェクトにすでに参加していた。3月には金融当局が契約のデジタル化と不正取引や重複のリスクを減らすための"ブロックチェーン利用コンセプトについての取り組み"を成功させた。

香港中央銀行は、シンガポールのカウンターパートと協力し、世界の二大金融センター間の貿易と資金調達を最大化することを目的として、ブロックチェーンプロジェクトを推進している。

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