2018年3月16日
Bits media(ロシア)
来年ロシア銀行と預金保険機構(DIA)は、ブロックチェーン技術に基づき預金者の統合登録簿を作成する。
まず第一に、これは銀行が免許を失効した際、預金者のデータベースを破壊する悪徳な銀行家に対抗するのに役立つ。
加えて、このようなシステムは、銀行預金市場の透明性を高めるはずである。
口座を開設すると、すべての情報(個人データ、銀行名、金額)がブロックチェーン上に記録され、中央銀行のサーバーを含めて保存される。
ブロックチェーンからデータを削除、変更することはできないため、預金者に関するすべての情報は確実に保護される。これは、銀行のライセンスが取り消されたときに預金者のデータベースが“消失してしまった”という状況を避けるのに役立つ。
中央銀行は、このような制度の創設がロシアの預金市場の発展に好影響を与えるはずだと考えている。
顧客は自身のデータがさらに保護されるということを知れば、銀行が破綻した際にでも自信を持って保険報酬に頼ることができ、口座を開く意思がより強くなる。中央銀行によると、昨年の預金市場は7.4%増加し、26兆ルーブルに達した。
中央銀行に近い情報筋によれば、ブロックチェーンに基づいた第三者の技術が使用されるのか、それとも独自の技術(例えば、masterchainプロジェクト)が使用されるのかは明らかではないが、これはコントロール可能なブロックチェーンであることは明らかである。
監査法人”2K”のマネージングパートナであるタマラ・カシヤノワ氏によると、「今日、世界でこのような統合登録簿はどの国にも存在していません。」という
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