2018年7月19日木曜日

スキャム一掃作戦!ロシアのRACIBが暗号通貨関連企業のホワイトリストを作成開始


2018年7月13日(金)
RBC.ru(ロシア)
https://www.rbc.ru/crypto/news/5b485ba49a79475611773e3b

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ロシア暗号通貨ブロックチェーン協会(RACIB)は、過去6ヶ月間に詐欺師がユーザーに対して与えた損害が2億7000万ルーブル(約5億4000万円)に上ると試算した。この状況を受けたRACIBの専門家は、マイニング、投資、ICOに関連した事業を行う企業のうち信頼できる企業の登録簿を作り始めた。


ホワイトリストに追加されるためには、財務の安全性、経験の有無と事業の評判、ライセンスと証明書の提出、裁判経験の有無、税金の滞納など自主的なデューデリジェンスチェックを受けなければならない。リストには現時点ですでに52社が登録されており、さらに30社が審査中である、という。


RACIBは「このホワイトリスト記録制度のおかげで、ロシア国内の個人および法人が暗号通貨とブロックチェーン関連の請負先を選定する際に役立ち、ビジネス構築におけるスキャムを減らすことができる」と述べた、とIzvestiaは報じている。


ロシアのクリプト業界では、詐欺師とアマチュアのどちらも入りやすい市場であり、犯罪や専門知識不足が主な課題であるとRACIBアルセニ・シェリツィン会長は話す。


以前RACIBはスキャムICOを見分ける基準をリスト化し報告した。RACIBの専門家はICOの品質をチェックするために、当該プロジェクトとそのチームの実績、HPの有無、経営者のバックグラウンド、ロードマップホワイトペーパーなどについて調査している、という。

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